心を鬼にするリスク管理 予約の枠(時間)と警戒レベルの関係について
今日は北見の床屋(中年理容師)ナガです。
12月、師走ですね。
いつもの年より、リスク管理により、
(一人にかける時間の枠を広くした為、
11月13日より警戒レベルが3に上がったので、
更にご予約をお取りし辛くなりました。)
お客様の人数は減るでしょうけれど、
遣る事(消毒や清掃、換気)が、
沢山あって走り回りそうな予感がします。
直ぐに対応ができない事が多い為、
ご予定のあるお客様ほど、
予め(前日から数日前)までに、
ご予約をして頂けると有難いです。
今日は直ぐに対応ができない
その詳しい理由の説明をさせて頂きます。
皆様如何お過ごしでしょうか?
観察
予約の枠(時間)と
警戒レベルの関係について、
認めさせて頂きます。
基本的に例えばカットコース
カット+シャンプー+お顔そり+眉カットや鼻毛切り、
耳掃除などをして髪のセット、仕上げをさせて頂いて、
約75分前後
今まで(警戒レベル2)は、
インターバルタイム約15分
道具や椅子の消毒、その他掃除を
させて頂いていたのですけれど、
警戒レベルが3に上がったので、安全策の為に、
更に30分空気の入れ替え時間を組み込みました。
感染症の先生がテレビで、部屋の換気について
言っているのをよく拝見させて頂いていますけれど、
控えめに言っている様な気がしてなりません。
誰が感染しているのかも分からないまま
感染している人が一緒に暮らす家族に居るものだとしたら、
24時間、毎時間ごと、家に居る間中、換気をしていなかったら
破綻する話だと思いますし、
これを商売やオフィスに置き換えても同じだと思います。
感染まで行かなくても、汚染されている状態で、
部屋に入ってくる場合もありますので、
お店やオフィスの場合常時、二方向以上の換気が大切
どれだけ遮断(長時間、一日中そこにいる人ほど)
できるかもカギとなる様な…
更に冬は「寒い」
というフレーズを連れて来易いですし、
窓での換気を管理する人にとっては、
心苦しくなる場面も多いはず。
考察①
予約の枠としては、
今まで、(レベル2)までは、施術時間75分
インターバルを含めて1時間30分の枠が、
レベル3から2時間とさせて頂いております。
警戒レベル2,3、の場合、
同時に他のお客様を同じ室内に
居ない様な形をとっています。
レベル1の場合、
同時にお客様が同じ室内に、
居る事も有りましたけれど、
髪を切る人間(母となが)二人いても、
お客様の間を行ったり来たりしながら、
施術する事は有りませんでした。
昔はできていた事なのですけれど、
今年の3月【2月の報道が活発化】した辺りから、
これらの事をやり始めています。
この為、昔の様に、お客様に置かれては、
気の向いた時(髪を切りたくなった時)に、
直接いらっしゃったり、電話をかけて下さっても、
直ぐには対応が出来なくなってしまいました。
申し訳ありません。
考察②
本当はこんな事をしたくはないのですけれど、
いかんせん感染対策。誰も見て居なくても
やり切らなくては…
お客様の感染リスクの軽減も大切
自分がかからないのも大切
そして何より、
一緒に暮らす両親の健康を考えた時、
二人とも高齢故に、ウィルスに抗い切れるかどうか…
若い人ほど無症状の人が多いとも聞きますが、
目に見合ない物との戦いとなりますと、
お客様の強いご要望や、
自己の欲との狭間で、悩ましいです。
お客様が、これ位は大丈夫だろうとか、
お客様も良いから、今やれとか、・・・・
(仰られると、大変困ってしまいます)
後にいらっしゃる
お客様とのお約束(予約)を考えれば、
インターバルタイムは必要ですが、
誰も見ていません。
お客様のご要望にお応えをしたい故に、
自分が儲けたいと言う下心もあるけれど、
誰も見ていないからこそ、葛藤の末に、
ついこれ位は大丈夫だろう?
そう言う事が自分の中で、挫け、
一旦芽生えてまってしまうと、
その綻びはやがて、惰性を連れてきます。
そしていつかは…
推察
「油断」と言う言葉で、
まだ優しく言って下さる人もいらっしゃれば、
起こるべくして起こったとか、
厳しいお叱りの声を頂戴するとも思います。
途中半端な感染対策は、何処まで行っても、
これで完璧と言うレベルには、
特に少人数の自営業者には手が届かず回らず、
到達が難しい領域ですけれど、
遣らないよりは、やった方がいいですし、
メディアで言われる個人店の対策は、
バイオ研究所レベルには、なり得ませんけれど、
厳しく油断を
戒め続けなければ
とも思っています。
でも、いざ事が起こった時には、
全て水泡に帰すと言うのか、
遣ってないのと同じ様に言われ、
世間の誹りは免れないでしょうし、
甘んじて受けなければいけません。
洞察①
恐らく廃業もあり得る?
そんな覚悟も大切ですし、
恐れている何かが起きた後に、
遣れる事はやった、
少しでも胸を張って終わりたい。
そう成ってしまった時には多分、
お客様に対して贖罪の気持ちの方が、
圧倒的に大きいとは思いますけれど、
その内の中で1%でも、一欠けらでも、
こういう気持ちがないと、自分の気持ちに、
その後、向き合えない様な気もします。
洞察②
よって、その戒めの元、
心を鬼にして、リスク管理に
勤しまなければいけません。
でも今の気持ちを素直に吐露するなら…
見通しが甘いと言われそうですが、
明るい未来と言うのか、
何もなかった去年に戻れたら・・・
こんな管理してないで済むかな?
お客様も、気が向いた時に、
予約の電話なり直接いらっしゃって、
直ぐに髪を切る対応できる様に戻れるかな?
多分来年には、
ワクチンや治療法などが出て、
感染症2類から5類に変わって、・・・
ここまでの警戒態勢もまた、
無くなれば良いなとも思います。
どうなるのか、これからもずーっと
続くのかも定かではありません。
リスク管理とは言っても、
これを嫌い、お店から離れて行かれる
お客様の事を思うと、とても辛いです。
今もこれからも耐え続けられるでしょうか…
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